1年を振り返って




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予期せぬことが立て続けに起きても、それは使いようで自信に変わる

今年2月の受講に合わせ、仕事は勉強できる体制にするため先手を打ったものの人手不足で水の泡となってしまった三か月、退職後はばね指で思う通りに勉強ができなかった期間が約五か月、受講期間の半年以上をムダに近い状態にしてしまいました。

しかし、振り返ってみると予期しなかった「この期間」を上手に使うことによって、返って順調に進んだときよりは将来的にプラスになるのではないかと確信しています。

思い切って指を休ませたことがプラスになった

先日、接骨院へ2回目の治療に行ってきました。治療と言ってもエコーで腱の状態を確認して超音波治療を1分ほどするだけです。約3週間、指を固定しただけなのですが、きれいに腱がくっついていました。これには先生も驚いていました。指に無理な負担をかけず、休ませるときは思い切って休ませたことが関係しているかもしれません。あとは時間の問題です。

病院ではやらない落とし穴の治療をする接骨院を見つけられたのも、最初に大量にビデオを視聴して検索スキルが上がったおかげです。

そして何と言ってもプラスになったことは、ビデオを視聴(全部視聴することではなく、今の自分にとって必要なビデオセミナー)することで、必要なことを先取りして、いいとこ取りをすることができました。PC環境を整え、必要な書籍を読み、講座の全体の流れをつかめました。何をすることが化学、物理、国語力、翻訳の肉付けになるかは第2領域としてピックアップすることができました。

9月末まで指を休め、10月からは化学、物理の勉強に入りました。毎日やる第2領域はさらに絞り込みましたが、結果的には化学・物理よりも時間は要してしまいました。もちろん、化学、物理だけにしようかと思ったこともありましたが、今は続けてよかったと思っています。それは私には削ってはいけないことであったし、時間を要するのも一時なものであったからです。

管理人さんが「読みなさい、買いなさい」と言った書籍は、自分の進捗に合わせて必要なときに読みました。ほぼ今の私に必要な書籍は読むことができたと思います。これはまだ目には見えませんが、大きな力になっていることを実感できています。そして、それらの書籍を読み終えたときに今やっている第2領域は必要なことだとも確信できました。

今はビデオから得た知識や情報を上手に取り入れて勉強を進めていくことができます。どの時期に間に合うようにこれをやっておこうなど、おおまかな計画を立てることができるので、この点も私には大変よかったと思います。

そして第2領域も今の私に必要な大きなことはほぼ終えました。あとはいい意味で細く長く続けていく項目なので、そこから搾り取った時間は化学と物理に回したいと思っています。

なぜ、この1年間がよかったと思えるか

もし、仕事を辞めず、ばね指にならなかったら、平和で明るい未来が待っていたかと言えば、それは絶対にありません。すでに去年から、「これから、どうしよう・・・」と考えていたからです。

というのは、今まで準備していたことが時代の流れで意味のないものになっていることがその仕事をすることで思い知らされたからです。法律は変わるし、AIは進化するし、行き場がありませんでした。(参考記事→こちら

もし受講していなかったら、何をしていいか分からず、ただ1年間が過ぎていただけだと思います。確かに計画通りにはいきませんでしたが、それでも毎日そのときの自分ができることはやったので、それだけでもこの1年間はとても大きかったと思います。もし受講をしていなかったら、平和であったけれど、1年間途方に暮れ、そしてそれが続き、これから来る時代の大津波に間違いなく呑み込まれたということだけは断言できます

予測しないことが立て続けに起こった時期でも「今」できることをやり、それが積み重なると大きな力になるということを実感できました。そして、まだ目には見えないですが、この半年余りやってきたことは、2~3年後には必ず何かの形で芽が出るとのではと思います。

すでに恐ろしい状態になっている正社員の給与

最近あることに気付きした。もちろん職種にもよりますが、正社員求人の給与がさらに低くなっているのです。大卒新入社員でなければ、こんなものかなという感じです。

さて、ちょっと計算してみてください。今ほとんどの仕事は最低時給です。そこにフルタイムで働いた時間をかけてください。それがほぼ求人広告の正社員の給与と同じになっています。

来年4月から同一労働、同一賃金になりますので、今後は容易に察しできます。

加えまして、「これから給与が下がる仕事」「上がる仕事」を見つけました。(→こちら) 2018年度にアップされたものですが、正社員の給与はほぼ17~18万です。すでに現在の最低時給にフルタイム時間をかけた給与とあまり変わらなくなっています。

以前、長年勤めていた会社の正社員の給与は底辺層でした。男性でも生活できるのかなと思うほどでした。しかも働き方は「ああ、野麦峠」の世界でした。

今では多くの人の年収がその当時の底辺層の人たちの年収と同じくらいか低いのが普通になってきています。

私はその方たちの言動や生活、仲間同士で話す話題について知っています。

だからこそ、その世界から抜け出すために勉強する大切さを人一倍感じ取ることができます。そして今、勉強ができるありがたさで感謝でいっぱいです。

来年の目標

遅くても2月末までには化学、物理を終わらせ、3月には集中してトラドスを習得することが目標です。

【進捗】

物理:第4講終了

第2領域