超激動の時代・・・独占業の国家資格が法律改正で崩壊していく(薬剤師・通訳案内士)

別ブログに以前のブログ記事が加わりましたので、その記事の整理と画像を入れを集中してやりました。量がかなりあったので、集中しても1ヶ月以上はかかると思ったのですが、 約3週間で終えることができました。

オウンドメディアとはほど遠いですが、文章を整理してカテゴリーを統一、先週予定より早く終えることができました。

以前の記事を読み返すと、特にここ数年間の時代の流れが予想の何倍も速く、“激変”していることがよく分かります。別ブログは約2年半分の記事なのですが「えっ、まだ2年しか過ぎていないの?」と率直に感じます。 特にこの7~8年間で15年以上は経っているような気がします

生き残れる仕事がさらに厳しくなっている

私が医薬の勉強を始めた理由はいろいろありますが、このとき参考になった書籍はこちらです。

生き残れる仕事・・・2012年版と2018年版

医薬はもちろん興味がありました。しかしそれだけで選びません。当時すでに時代の流れで中国語は武器になるとは思えませんでした。

私は医薬を選択しました。もちろん、その後の進路を調べてです。しかし、私が調べたある仕事の正社員の給与は今は10万円以上下がっています。しかもあれほど求人が多かったのに今は「えっ?」というぐらいです。8年間でここまで変わるとは・・・、人手不足と言いながら、現実は年ごとに厳しくなっています。

私の課題・・・日本で生活できること

年をとってからの食生活を考えますと海外生活は考えられませんでした。日本国内、AIに代替されない仕事、存続する仕事、人間にしかできない仕事は私には大前提でした。

と言いますのは、すでに25年以上前に、将来日本は仕事がなくなって中国に出稼ぎに行く時代になるということを当たり前のように耳にしていたからです。それも運が良ければ日本に帰ることができるけれど、おそらくほとんどの人は日本の土を踏むことはできないだろうと・・・。戦争の恨み、当時すでに中国人に過酷な労働もさせていた日本企業もありましたから、その仇を必ず取られるだろうと話していました。(別ブログで順を追って書いていきます)

実際、会社で中国人研修生を受け入れていたので、私は上述を否定しません。いつか絶対やり返されると思いました。台湾でも日本人に対する感情を思い知らされました。ある方から台湾人の本音を聞いたときは納得しました。普段の生活で感じることが多くあったからです。

時代も世代も変わり「昔のこと、気にすることないよ」という考えもできるかもしれませんが、 歴史教育も関係してきますので、 個人的には日本と戦争をした国で生活をすることは避けたいです。 もちろん高収入、地元の有力者と仲良く、特権的なものがあれば話は別です。

若い時は老後は海外生活もいいと思いましたが、食生活を考えれば日本です。近くの台湾でさえ、納豆は高級食品でした。最終的にはこういうことがポイントになります。収入があれば、これも関係なくなりますね。(笑)

薬局勤務で感じたこと

日本の財政が破綻していることはすぐ分かる

薬局の数が多いのは不思議でした。利益が出ているのだろうかと。

例えば、ほとんど人が来ないような薬局でも高齢者は来ています。高齢者はほとんどの方が(当時)1割ですから、単純計算すれば1日の売上は分かります。

国が全額負担している病気もありますから、これは恐ろしい額になります。(当時透析患者は一人年間500万と聞いています)近隣で透析患者を受け入れていれば、その薬の準備は本当に大変です。隣の病院の透析患者は40名以上はいたと思います。おそらく他の薬局もこの位の人数の薬を出していると思います。しかも病気はこれだけではありません。

これが全国の病院と薬局なのですから、国の財政破綻は容易に察しできます。病気や高齢で生活保護を受ける方も増えていくと思いますし、国の財政が厳しくなる要素はまだまだたくさんあります。

調剤事務の仕事について感じたこと

事務の仕事はなくなるのは時間の問題

薬局勤務しているときにQRコードを読み取る器械が4店舗ある1店舗で導入されました。近隣の医院の処方箋でしたが、QRコードでの読み取りはまだ完全ではないので、一部を手入力で修正していました。でも使い慣れると、速く正確にできるので便利でした。

処方箋もそのうち電子処方箋になり、薬局にデータが飛ぶか、薬局がアクセスしてデータを取り出すかの時代になるのも、事務の仕事がなくなるのも時間の問題だと思いました。もって5~6年ぐらいかと思いました。 そうなると、薬剤師が事務をやるようになると思いました。

しかし、今年4月に法律が改正されました。この法律改正に私は疑問が生じます。わざわざ法律改正をしなくても、すでにどこの薬局でもやっていることです。意図があるようにしか思えません。

順を追って書いていきます。

薬剤師の仕事

調剤・ピッキングと監査 / 薬剤師は二人一組

1人が処方箋の薬を調剤・ピッキング、1人がその監査(確認)と服薬指導をします。

ピッキング、監査ができる器械は5年以上前に開発されています)

  • ピッキング・・・処方された薬を棚から出す
  • 調剤   ・・・混合、計量(軟膏、水剤、散薬、一包化など)

※一包化は一度の複数の薬を飲む場合、服用時間ごとに一つの袋にまとめること

時代が変われば法律改正

登録販売者

2009年に薬剤師不足で作られた資格で10年の浅い歴史を持つ資格です。都道府県ごとに試験が行われ、受験都道府県に関係なく働くことができます。第2、3類の市販薬を販売できます。

※時給は“最低賃金+α”ですが、ほぼ最低賃金です。会社によってですが、有資格者は飽和状態のようです。

法律改正(平成31年4月2日)

今年の4月から法律で薬剤師以外もピッキングをしていいことになりました。つまり、服薬指導と一部の仕事を除けば薬剤師でなくていいのです。 ピッキングは以前からほとんどの薬局で事務員がしていますし、時には監査もしていました。いわゆるグレーゾーンです。

分かりやすく説明がされています → 調剤補助員とは?

薬局ならば、混んでいるときの薬剤師の人数さえ確保していれば、あとはパートの事務員がやればいいという話になります。パートの事務員ならば最低賃金で済みます。

今回“調剤補助員”という言葉が出て、調剤事務員との区別を謳っていますが、薬局事務員の仕事はすでに補助員の仕事も含まれています。

病院では医師の監督の下では薬剤師でなくても上述の仕事ができますので、現に多くの人がやっています。言い換えれば、薬を間違えず、指示通りの量を混ぜたり加えたりできれば、薬剤師でなくてもいいということです。

私の憶測ですが、残された薬剤師の仕事も認定試験や新しい資格を作って、薬剤師でなくてもできるようにするのではないかと思います。

某大手薬局の方針

事務員が人手不足なのに若い正社員を入れません。不思議でした。

それがです、今年入社の薬剤師から事務の仕事を義務にしたそうです。私が5年前に感じたことが現実になったと思った瞬間でした。

しかし、4月の法改正でまた動きは変わるかもしれません。

  • 薬剤師は年齢に関係なく皆同じ仕事をしている
  • ピッキングと監査のAIは5年以上前に開発されている
  • 処方箋を入力した時点でデータが飛び、ピッキングミスが起きないようになっている
  • 4月の法律改正で薬剤師でなくても正式にピッキングと一部の監査ができる

人工ピラミッドを見れば、将来の薬局利用者数は察しがつきます。そして上記四点から、薬剤師を極力削減して、あとは最低賃金のパート事務員で賄いたいというのが経営者の本音ではないでしょうか。

 先に挙げた書籍「2012版の生き残れる仕事」では薬剤師は外国人労働者に代わることができない聖域の仕事でした。しかし、人口構造やAIによって、当時の予想を見事裏切っています。しかもまだ10年経っていません。

5年前の現場の声

薬剤師の声

「高齢者が老人ホームに行くようになったから、残業代が減って生活が苦しい」、ある人は「薬剤師の仕事はなくなるような気がする」と言っていました。

薬学部が6年制になってから、学生は5年生時に薬局と病院実習をします。先輩薬剤師たちは学生たちの前では励ましますが、陰では「逃げ切れるのは50代以上」と言っていました。

薬剤師は高給か?

薬局勤務時代、薬剤師と求人と給与について話したことがあります。皆から「求人がたくさんあっていいね」「給与が高くていいね」と言われるけれど実際は違うとのことです。あるベテラン薬剤師は「(求人広告は)違うよ」首を横に振っていました。売り手は新卒2~3年の若い薬剤師です。ある一定の年齢になると、正社員は給与が下がるだけなので転職はしないとの事です。

10年前倒しで、時代が予想以上に激変していることに気づいた

薬局はできれば勤められるだけ勤め、現場で得た知識で定年後医療通訳・翻訳を始めたいと思っていました。しかし、人口構造と事務のAIの進化を考えると5年先に事務の仕事があるとはとても思えませんでした。そこで薬局を辞め10年前倒しで定年後にやろうと思っていたことをやってみました。中国語ガイド、医療通訳、ホームヘルパー、登録販売者の仕事をして、10年後をある程度予測することができました。

私の場合は時代の流れの異変を感じたときにすぐに動いたのが幸いでした。

薬局を辞めてから現在まで、約4年経とうとしています。運良くこの4年間で今まで準備していた仕事は全て経験できました。それは求人もあり、実にタイミングがよかったからです。動いたタイミングが1か月でも遅かったら、この流れにはならなかったと思います。

10年前倒しですが、この4年間を入れると約15年前に動きました

定年後にやろうとしていた仕事が、すでにAIに取って代わっている

観光ガイド・・・通訳案内士の法律改正(2018年1月4日)

無資格でも有償でガイドができるようになりましたし、マッチングアプリもあるので、さらに厳しくなっていくと思います。

人手不足が法改正につながったことが挙げられてましたが、仕事がなくて会社勤めをしている人がほとんどで、何十年も前から食べていけない資格で有名です。

下調べ、現地下見、お店の確認・・・等、1回で済むことばかりではありません。それに今はスマホガイドです。バスツアーに参加してても、みなさんスマホをガイドにしています。おまけに AIがすでに数か国語でガイドをしています。ガイドでなくても量販店も郊外のスーパーでも外国語で案内がされています。

※ボランティアガイド通訳もいます。今は語学を使う仕事は最低賃金だと思っていいかもしれません。

医療通訳

医療ツーリズム等、健康な方の人間ドックは今は通訳者がしていますが、近い将来説明はAIがすると思います。医療通訳は医師と医師との通訳、ER(救急救命室)のみになるのではないかと思います。

エージェント登録者は多くいても通訳をしている人はいつも同じ人です。一つの言語でトップ2~3人(上位1~2%)ほとんどの人には仕事は回りません。中国語に関しては、医師や看護師の資格を持つ現場経験のある日本での生活が長い中国人がレギュラーとして活躍していました。

中国語を教えること

仕事でほとんどの家庭に余裕がなく、加えて還暦前後の方が老々介護に突入したことが分かりました。高校生の子供を連れた母親がシニアのおむつを買いに来る光景は今や珍しくありません。

→ お客様からわかります・・・すでに老々介護に突入していることを!

令和に入ってから、終身雇用崩壊、45歳リストラと厳しい世の中に入っています。自分の勉強にお金を回すことが難しい時代です。

しかも今は語学の価値が昔と違います。余裕がある人は言葉以外のことを重視します。20~30年前ではないのです。もともと語学+αで、α部分を8割で考えていましたが、考えていたα部分が時代の流れで大変難しいものになってしまいました。それだけ時代は変わってしまいました。

 余裕がある人とはズレてしまいますが、台湾で当時私が感じたことです。

→ 富裕層の教育 

まとめ

今回ブログを整理することで、前々から感じていた時代の変化をまとめ、自分の今後をさらに見つめ直すことができたことはよかったと思います。

ブログを整理していると、恥ずかしながら実に多くの目標倒れを目のあたりにしました。体調を崩したり、他のことを優先しなくてはいけなかったりした日が一日あると、100%そのままズルズルとやらずじまいになっていました。

ブログは自分の棚卸しができ、改善法のヒントもたくさんあります。ブログの記事は自分を顧みる大変いい材料です。

そして、今回よかったと思ったことは「どうせ大変な思いをするのなら今やろう」と思い、10年前倒しで定年後にやろうと思ったことをやったことです。すべてタイミングよく、その仕事に就くことができました。その一方、10年後に必ず遭遇するであろうことにもぶつかりました。しかし、今は軌道修正が効きます。あのまま先延ばしにしていたら、10年後は間違いなく今までやってきたことは全て時代遅れになっていて路頭に迷っていたと思います。先延ばしはいけません。今すぐやることです。




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