学習記録




化学 0098 視聴中

 

休憩時間に第2領域を充てる方法は予想以上に相乗効果をもたらしています。疲れ度合いによって、気分転換になる項目を選んで5~10分充てるだけですが、気分転換になるどころか、意外にも疲れも取れます。

0098視聴中に管理人さんが同じことをおっしゃっていました。進捗が速ければ、もっと速く取り入れることができていたので、この点は残念でした。

 

第2領域で何をやったらよいか ~その①

一つに日本語力upにつながることを毎日やることです。

(読書は大前提ですので、下記のことはさらに分析、掘り下げての読書です)

 

受講開始後、ビデオ大量視聴したときに、トランスワードの書籍を買うようにというビデオがありました。(ビデオ番号は控えておらず・・・)書籍を買い、自分の読む時期にも合わせながら、現在8冊ある最後の書籍を読んでいます。

英語翻訳者に対して書かれていることですが、どの言語の翻訳者にも共通しています。特に日本語力の指摘については痛い思いをしています。読書は好きで毎日していますが、それでも日本語力の乏しさは日々感じ、読書をしても日本語力や語彙力がUPしているとは感じません。母語であっても簡単に身につくモノではないことは心底感じます。また誰にでも理解できる短い文や文章で相手に伝えることは母語でさえ大変難しいことですが、これも克服しなくてはなりません。この10年余りの読書量(コミックも含めて)は1000冊を超えましたが、少ないと思います。読んでいる方は軽く年間300~400冊は軽く読んでいますから。

 

トランスワードの書籍からは、私が日々思っていた疑問の答えが多くありました。特に動詞の選択は、”その背景”があるので難しく、分からないことだらけです。母語とする人の使い方も人によって違いますし、その母語レベルによって、質問をしても返ってくる答えも様々なので、いろいろな意味で難しいです。(同時通訳者レベルではないと、安心して確認ができないです)

中国語学習者に質問をしても、決まり切った答えしか返ってこないか(参考書に書いてあること)、「考えすぎじゃない?」という言葉しか返って来ず、ほぼ解決できません。でもハイレベルの人やこの書籍の答えは違うので、母語のレベル(読解力)とも関係するのかと改めて思います。

化学・物理の勉強に加えて、すぐには身につかない母語のレベルアップ(語彙力・読解力)を高めることも毎日の課題です。

(読書は勉強と言うより楽しめますので、気分転換になります)

 

【書籍】 トランスワード

お値段は高いですが、知らないと損をすることだらけです。投資する価値はあると思います。

 

 

話は逸れますが・・・、

私は台湾で中国語を学び、現地の大学に通いましたので、当時から日本人が話す中国語に対する評価、本音はイヤと言うほど聞いています。ひとり暮らしをしていましたので、何事も体当たりでぶつかってきます(冗談抜きで精神科に行きたくなる状態になります)。現地の学校に行ったときも語学学校では役に立たないと思うことばかりでした。

「何、言っているか分からない」というのが、ネイティブの日本人の話す大方の中国語の評価です。ガイドをしていたときも、中国語ネイティブたちが「○○さんの中国語は全然分からない」とコソコソ話しているのを耳にしたことがあります。(ガイドは国家資格で受験言語の面接もあります)

ある書籍で、中国語ネイティブ講師が、厳しく指導をすると日本人は勉強をやめてしまうということが書かれていました。「そこか~」と思いました。先生方も生活がありますから、それが大前提ですね。

通じる中国語を話している人は知っている限り発音矯正をしています。自分で気付いて、お金を払って時間をかけて発音矯正をしています。私もその一人ですが、一度ついたクセは簡単に直りませんし、すぐに戻ります。

発音が正しくなくてもOKを出している先生が多いので(現地でも)、正しくない発音が正しいと思っている人が多いように感じます。(⇒中国語は発音が悪いと通じません)、しかし、それでも中国語を話すと「上手だね」とほぼネイティブは嘘でも言うので、これを真に受けている日本人がほとんどです。

(通じているのは、日本人の中国語に聞き慣れている先生、相手が理解しようと親身になって聞いてくれているケースがほとんどではないかと思います。台湾ではNHKのアナウンサーレベルで”まあまあ”の評価です。)

 

通訳学校で、同時通訳者コースに籍をおいている日本人の発音がひどいため、その先生が発音講師から教材をもらって本人に渡したそうです。この先生はとても親切だと思います。ほとんどの先生はスルーで、一定期間続けたら、ほぼ上のクラスに進ませますから。同時通訳者コースですからレベルは相当高いです。しかし発音が悪かったら何を言っているのか分かりません。ビジネスですね。

 

2)中国語特許明細書

受講後半年で一通り読み終え、ここでも自分の日本語力不足を感じます。2周目は敢えて中国語に触れる機会を作ること、特有の文や訳し方に慣れることも目的の一つですが、特許の日本語に慣れ、語彙力を増やすことが目的です。

 

3)英単語

日本語力UPのために9月から始めました。本棚にあった英検2級の単語帳とCDを使っています。恥ずかしながら、中学英語だと日々の生活で不便が多く、また2級レベルの英語力がないと中国語翻訳にも影響があることも否定できないからです。

今回改めて思うのですが、英検2、3級の合格率が20~30%ということは、国民全体で英語の基礎ができている人をその割合と考えますと、ほとんどの人は日々使っている外来語(英語)の単語のつづりを書ける人はいないのではと、さらに本来の意味や他の意味があることを知らずに使っている人の方が多いのではと思ったりもします。

もう一つの目的は英語を2級レベルに持って行き、英語の仕事も獲得できるチャンスを作っておくことです。10年後、20年後の自分だったら、「今、やっとけ」と言います。たとえ英語の仕事に直接結びつかなくても、損をすることはありません。生かし方次第ですから。何が身の助けになるか分かりません。勉強ができる今、できることはやろうと思います。

 

日々、仕事で日本は移民国家になりつつあることを感じます。言葉ができなくても日常生活に困る外国人はおらず、実際、皆日本語を上手に話します。欲しいものはスマホで写真を見せてくれますので、言葉の使い方は今までとは違ってくると思います。言葉の壁は言葉の壁でなくなるような気がします。最終的には自分には「何ができるか」ではないかと思う毎日です。

 

**********

第2領域は第1に日本語力upです。これは母語であっても簡単に身につきません。          しかも管理人さんがよくおっしゃっている”日日翻訳”ができ、園児にもわかる説明ができる日本語力があってこその”日本語”だと思います。こういう時代だからこそ、日本語力があるということは強みになるかもしれません。