科学のお姉さん

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科学のお姉さんがテレビで紹介されていました。本当に科学が大好きで、楽しくて楽しくて仕方がないという印象な方です。

彼女曰く「日常が実験」。こんな実験を紹介してくれました。

自転車に実験荷物を積んで乗っていた時に「等加速だと荷物は落ちない。加速度を加えた瞬間に荷物は落ちる」という仮説のもとで加速したら、荷物が落ち「ほらー、今のチカラ・・・。」 (大興奮でした)

話している彼女は本当に面白くて面白くて仕方がないという感じでした。きっとここには法則があるんですよね。さっそく「等加速」で検索してみますといろいろ出てきました。

さらにこどもの科学教室では、電気を消し「過酸化水素水とシュウ酸ジフェニル」を混ぜ、化学発光させ(とてもきれいでした)、さらにその液体を服に塗り、青い光を放ちながら踊り、子供たちはとても楽しんでいました。小さいときにこの実験を見ていたら、「科学っておもしろい」って思いますね。

切口って大切だとつくづく思いました。前回書きました「満員電車の人の流れ」で物理に対するイメージはかなり変わりました。そして今回の自転車の加速度の話で私の物理に対する「つまらなそう」「生活との関連性がわからない」というイメージが6~7割取り除かれ、「物理っておもしろいかも」という気持ちに変化しています。

それから、科学のお姉さんはダンスもできます。「子供たちに科学に興味をもってもらうには」と考えた時に、自分はヒップホップダンスができることに気づき、ダンスの練習を毎晩して、科学と融合させて楽しい科学教室を開いています。 化学発光させた液体を服に塗り、青い光を放ちながら踊っているのは、大人が見ても楽しいです。

物理の散歩道の満員電車の人の流れ、科学のお姉さんの実験で、化学と物理のイメージが完全に変わりました。勉強が楽しみになってきました。