学習記録




化学0096

諸事情により、ビデオ視聴はストップしていますが、毎日の勉強は死守しています。(当たり前ですが)

 

管理人さんのここ数日のブログで紹介されているYouTubeを見て

採用は厳しくなっていて、仕事のレベルもその質も上がっているのは事実だと思います。

ドラッグストアで勤め始めてから、大学生と一緒に仕事をするようになりました。大変質のよい仕事をしていて、お世辞抜きで今まで見てきた多くの中高年より優秀で戦力になります。企業が中高年をリストラし、優秀な学生を採りたい気持ちはよく分かります。中高年に求められることは普段の言動も含めて、後進の手本になっていることが大前提であるように思います。

また会社はどんなに人手不足でも、妥協してまで採用はしません。アルバイトもです。(結局は良い方を採用すると、どんなに大変でも仕事は回ります) 学生アルバイトの採用にでさえ、エリアマネージャーが同席することには驚きました。

販売員の仕事は誰でもできる仕事で単純だと思う人がほとんどだと思いますが、そんなことはありません。返ってホワイトカラーの仕事より難しいと思います。しかも、それはすぐに身につくものではありません。

縫製工場、薬局、ドラッグストア等での仕事を経験したから言えるのですが、今の世の中ホワイトカラーほど、AIや法律改正により、将来仕事がなくなる確率が高く、よほどの能力がない限り次の仕事はなく、何もできなければ、ブルーカラーと言われる人たちに顎で使われるのではないかと思います。学生時代の成績でブルーカラーの人をバカにしている人もいると思いますが、そんなことはありません。面食らうことの方が多いかと思います。

 

フルタイムパートはない時代?

正社員がダメなら、パートでと考えている方もいるかもしれませんが、フルタイムのパートの仕事次第が少なく感じます。週○日、一日3~4時間ぐらいという雇用形態はもう珍しくないと思います。動けば分かりますが、甘くないです。

 

店長という仕事

ドラッグストアに勤めてから、将来起業したい人は組織に所属している間に”店長”という仕事を経験しておくといいのではないかと思います。20代後半で女性も店長をしていますし、店長は店のあらゆる管理をし、売上、人件費、仕入れ・・・、加えて人事、採用、その他いろいろな仕事があります。将来フリーランスや会社を立ち上げたいと考えている人には組織に所属しながら一通り経験でき、しかも失敗も経験でき、店の数だけ、様々な戦略や営業、失敗の対応も見ることができます。考え方や見方を変えれば、身の回りには将来につながる仕事がたくさんあるものです。若い方にも厳しい世の中ですが、厳しいなりにもチャンスはあるものだと思います。

 

本日のビデオ4018を視聴して

~損切りについて~

学生時代に聞いていれば、今が違っていました。親が学費と生活費を出してくれて身につけた中国語を生かし稼いで、親に返したいという考えしかありませんでした。

次期社長と話し合って上京しましたが、話し合ったことは守られず、言えば不利になる環境でした。しかも驚く環境で、自分では気にしていなかったものの、身体が反応して動けなくなる状態が続き、親に心配をかけてはいけないと身体を壊したことも言えず、結局は大切な時期を10年近くは潰してしまいました。この経験から生活に困ることがあっても、プラスにならない環境からは立ち去る大切さを学びました。(今の中高年のリストラとは意味が全く違いますので、この点は誤解しないでください)

(転職も東京はレベルが高く仕事は簡単に見つからないと、地方を基準にしていたことも失敗要素でした。実際40半ば過ぎてから、ほとんど忘れている中学英語で某会社の観光客の送迎の仕事をしました。地方では英語ができても仕事を探すのは容易ではありません。経理の仕事も地方では日商1級で中小企業に仕事があればいいほうで、東京では日商2級で求人が多く出ているのには驚きました。情報弱者の愚かさを思い知らされました)

 

それ以後はどんなに苦しい立場に追い込まれても、この教訓は生かしています。もちろん仕事を干されて先が見えず困ったこともありましたが、それでもこの教訓を生かしたことは正解でした。逆に別のチャンスがタイミング良く来て掴むことができました。

今の仕事も今までの勉強したことが生かせる職場ではありますが、その資格も中国語も使っていません。そこにはこだわらず、家の近く、生活必需品、AIに代替されにくい仕事で講座の勉強ができる環境を作ることの方が大切でした。

今の職場で働き始めてから1年余りになります。「今までやってきたことを捨てた方が、返って今までやったことが生かせ、しかもそれは自分が経験した得意分野である」ということを実感することが度々あります。

ありがたいことに時代の変化を感じることができる職場で、日々考えさせられることが多いです。今日のビデオは仕事を通して感じていることと一致していることがありました。私の思い違いではなかったんだと確認することができました。

今の仕事もそうですが、捨てた方(損切り)した方が、不思議なことに今まで勉強したことや経験が一番良い形で生かせているように思います。更に今の職場で今後武器にする方法も見えてきます。(ありがたいことは、おそらく日本人で他にできる人やその経験者がいないということ)

捨てることは確かに勇気が要ります。「捨ててチャンスを得ること」、「得ることができる、そのチャンスに気付くこと」、捨てないことによって、この二つを見逃す代償の方が大きいです。

取り損なわないようにしたいと思います。