再生医療 産業化展

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再生医療 産業化展に参加しました。会場に1歩足を踏み入れた途端、前回の教育ソリューションと同じく頭をガツーンとやられました。技術の進歩が想像以上の異次元で、現段階でこのレベル、さらに教育制度が方向転換している現在、逃げ切れる世代はないと感じたのが率直な感想でした。

Contents

全自動ロボット

人間にしかできなかった薬の微量の調合が全自動ロボットができるようになり、特許申請中のものがありました。価格の問題がなければ、経営者なら誰でも人間より機械を使うのは聞くまでもありません。

化学と物理の大切さ

展示されているものを理解するにはどれも物理と化学を押さえることが大前提です。機械の動きをみていても物理と関係していることが分かりますし、新開発されているものは化学の性質を利用しています。逆に言えば、基本を押さえていれば、何をどのように利用や応用をしているかの的確な”質問”ができ、どのような過程を経て、どんな点に苦労して開発されたかが分かるということです。

世界的規模でホースをつくっている会社の方にホースの中に使っている金属と新しく導入した点の説明を受けました。金属の性質(温度、柔軟さ)を利用して、必要とされる場で快適に使えるように開発されていく過程を知ることができました。

このやりとりで化学のドレミファを読んでいたことが大変役立っていました。化学のドレミファは身近な生活で使っているものは化学のどんな性質を利用して作られているかを上手に分かりやすく話を展開しているので、その点がホースの話を聞きながら、ハッと気づくことができましたし、質問もすることもできました。これは嬉しかったです。

大きな収穫

勉強を始めたばかりでこのような大きな展示会に参加するのは早すぎるし、実際会場に行って場違いであることを痛感したものの、前回同様、参加してよかったと思いました。

  • 化学と物理の大切さ
  • 化学と物理を押さえると世界が広がること
  • 勉強した量はいつか必ず自分に返ってくるという確信

残念だったことは素晴らしい技術があっても現段階の私にはそこにたどりつくまでの過程と開発に至るまでの苦労が全く分からないこと、当然ながらその質問もできないということです。

勉強を始めた段階で参加したことは大変高いモチベーションになり、物理と化学を押さえていれば世界が広がるということを学びました。思い切って参加してよかったです。1年後には質問がきちんとできるようになっていたいです。