第2領域の大切さ

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やっと勉強時間をカウントできる段階になりました。

受講開始前に先手を打って時間を確保したものの、人手不足で出勤をしなくてはならなくなり、その疲れの蓄積が関係して退職後まもなくテニス肘から腱鞘炎、ばね指と悪化し、起き上がることができない日もありました。どのみち仕事を続けることはできなかったので、受講していたことは本当に運が良かったと思います。

勉強は予想以上の遅れをとったものの、長い目で見れば私にとってはプラスになったと思います。PCトラブルは早く一通り経験したほうがいいですし、グーグルアドセンス関係や新しい自作PCは使い慣れていく必要がありますから、早いに超したことはありません。かなり時間をとられてしまいましたが、字を書くことは3~4時間が限界だったので、結果的に時間を有効に使えたと思います。

第2領域を集中して進めることができ、先に全体像を見ることができたことは、いい意味で焦らず、やるべきことができたと思います。

Contents

化学のドレミファと物理の散歩道

化学のドレミファは想像以上に手強かったです。ノートを取るのをやめようかと毎回思いながら、ノートに取らないと返って時間を無駄にしてしまうと思い、やり続けました。

今振り返りますと時間はかかりましたが、地道にやって良かったです。化学のドレミファは世の中全体を見ることができ、化学、物理、生物などが、私たちの生活に密接に関連していることを教えてくれているからです。

見方を変えれば、これからどんな特許が出てくるかのヒントが隠されています。ですから、化学のドレミファを読まずに岡野の化学に進むのはもったいないと、その思いが7巻まで読み続けることにつながりました。

化学のドレミファの良さは、これはよく聞くことだと思いますが、

    日本の算数のテスト:    2+4=□

    ある国の算数のテスト:   □+□=6

日本には一つの答えしかありませんが、ある国の計算式は足して6になればいいのです。 この□の中の数字は負の整数や小数点、分数があってもいいわけです。 つまり「自分で考える」思考ができるわけです。

この計算式を図に表すと、下の図のようになると思うのです。これは特許にもあてはまることではないかと思いました。あるものを開発するとき、計算で言えば、数字の組み合わせが今度は化学、物理、生物・・・になるわけです。展示会に参加するとそれを強く感じます。

その反対に日本の教育の 2+4=□ を図にするとこんな感じでしょうか。学校の勉強は単元ごとなので、ステップアップした視点からの物事の見方になってしまうので、他の分野とのつながりに気づくのはもっとあとからかもしれません。

化学のドレミファと物理の散歩道は、上記の日本式計算ではなく外国式計算方法で、視野を広げてくれる書籍だと思いました。

物理の散歩道

2周しましたので、「新物理の散歩道」に入りました。引き続き読み進め、物理と化学の関係を知りたいと思います。

NHK教育 高校講座

高校講座は放送大学のように”一方的に話して終わり”というイメージが強くて敬遠していたのですがとんでもありません!おもしろく分かりやすく説明がされています。試しに生物、地学、世界史なども見てみました。

結論を言いますと、これから世界でどんな特許が出てくるかのヒントになりますね!

高校講座は20分間です。高校講座ですが、子供さんと一緒に見てもいいのではないかと思う内容です。                                                       

民法案内

1周目が終わり、2周目はビデオセミナーを視聴しながら進めることにしました。「文字は読めても内容理解できず」です。ビデオセミナーでの説明は特許翻訳以外にも役立つことが得られますので、ノートを取りながら毎日15分~20分間、地道に進めています。

~ 物理の散歩道と民法案内の著者たちの言葉~

    暗記はダメ、「理解」することが大切

知子の情報の活用の仕方

先にビデオセミナーを見ていたため、どうやって整理するか、保存時のマイルールをある程度決めてから本格的に使おうと思っていました。マニュアルや関連ビデオを見たのですが、自分で試行錯誤しながらやるしかなさそうでした。

ところが、民法案内のビデオにそのヒントがありました。民法案内のビデオでは管理人さんの知子の情報が出てきますので、情報のまとめ方、保存時のポイントが学べます。思いがけない収穫でした。

中国語特許明細書を読む

最初は文章が短いので楽かと思っていたのですが、読み進めていくと怖いと思いました。品詞の判断の仕方によって、微妙に意味が違うこともあります。しかし、間違いではありません。最終的には文脈を理解していないと翻訳はできないと思いました。

ブログを中国語でもかけるように文法の復習をしていますが、これとは別にやらなくてはいけないと感じました。じっくり丁寧にやる必要があります。中国語特許明細書は第2領域として、1日10分間ほど読んでいました。わずかな時間でも第2領域を毎日やる大切さを感じた瞬間です。

現段階で思ったこと

受講開始から現在まで順調に進んでいたら、第2領域はやっていなかったと思います。もし第2領域をやっていなかったら、ある一定レベル以降は原因が分からずレベルが上がらない状況になったと思います。つまり、仕事に結びつかない勉強をしていたことになります。

受講から今日までの助走は8ヶ月間と長すぎましたが、第二領域を先にやることによってあとにつなげることができたのでよかったと思います。仕事をしながらでは、できなかったことだと思います。

最初は勉強が一段落してから 、PC購入、ブログ(アフィリエイト関係)をやろうと思っていましたが、先にビデオセミナーを視聴したことで、タイミングよく済ませることができました。PCは使い慣れるまでに時間が必要です。アフィリは収入が出るまでは、ブログを定期的に更新したとしても5年はかかると思います。時間を要することに先にとりかかれたことは大変よかったです。

残念ながら、今月中にアフィリエイト関係の書籍を全部読み終えたかったのですが、これは達成できそうもありません。

受講開始後から現在まで、ほとんどを第2領域に費やしたわけですが、そのおかげで見落としてはいけないことが見えました。来月からは化学と物理を8割、第2領域を2割で進める予定です。指もほぼ問題がありませんので、実にタイミングがいいです。

第2領域に充てる時間は少なくなりますが、化学と物理を終える頃には少しでもこの第2領域が役立てばと思います。そして2年後に相乗効果が出始めるよう引き続きやっていきます。