災害用オリジナルデータの準備

OpenClipart-Vectors / Pixabay




千葉県の台風被害と同じような災害がいつ自分に降りかかるか分かりません。

体調を崩すのは時間の問題ですし、さらに予定外の大きな出費、時によっては仕事を失い、生活が一変する可能性もあります。

災害の規模が年々想像以上にひどくなっています。テレビで報道されていたことや友人から聞いたことを含め、本当に必要なものは何かを考えてみました。 

よくある備蓄品や緊急時に持ち出すものではなく、どんな最悪なことに遭遇しても今後につながるものは何かということです。

Contents

オリジナルデータの準備

一刻を争う場合

一刻を争う場合に緊急時用にセットで売られているモノを背負って逃げることができるかということを冷静に考えてみると、本当に必要なものを一度考えて見る必要があります。

緊急時は逃げるだけで精一杯だと思います。避難所にあるものや救援物質が早い段階で届くものを除くと、自分や家族に必要なものは何かがみえてきます。

最悪な災害に遭遇した場合、今後につながるものはと言ったら、管理人さんがいつもおっしゃっているオリジナルデータだと思います。

【オリジナルデータ】 → 災害時はUSBを首にかけて避難する。

1)知子の情報、メール、メモリなど。

2)個人データ(身分証明書、個人情報など) 

3)今まで自分が蓄積してきたもの

→ 個人に関するものも、”災害用データ”としてUSBに入れて置くと便利です。USBが使えない環境になることも考えれば、すぐに必要となるものは紙に書いたり、コピーしたりして準備をすれば安心です。 

※ ストラップのひもが切れたり、紛失したりしても、大事には至らないように保存する個人データは選別したほうがよいです。

 

【参考】

カードを紛失した場合、カード会社と銀行に電話をします。連絡先を紙に書き、軟質カードケース(A7~8ぐらい)に入れ、財布の中ともう一箇所(鞄の中など)に入れておくと、これは普段の生活でも安心です。

※カード会社の電話番号は定期的に確認したほうがよいです。 

 

保険に加入

1)水害、浸水に備える

昨年、保険会社に勤める友人から「安全な地域でも、異常気象で今は何が起こるか分からないから、(掛け金はそんなにかからないから)水害の保険も入っておいた方がいいよ。」と言われました。

幸い、住んでいるところは水害や浸水の被害はないところで、また1階でもないので、水害の保険には入っていませんが、 今年は更新の時期でもあったので、保険会社へ確認をしてみました。

→ 水害、浸水の被害がない階に住んでいる場合は、水害や浸水の保険の加入はできないとの事。

台風などの被害には対応していたので、継続加入しました。

 

2)地震保険

 地震で何かあった場合、たとえば家電(PC、プリンターを含む)が全滅しても保険でまかなえるようにしていました。今年はその補償上限額を上げるかどうかを考えました。消費税が上がった場合、保険金でまかなえるかどうかが頭にあったからです。 

今後のことも考えて、その上限額を上げました。その後に自作PCを購入しましたので、偶然とは言えよかったです。 

テレビで報道されているここ数年の被害状況を見ても、被害にあったら、ほぼ買い直しになると思います。最終的には保険会社の審査によりますが、余分な出費がないように、できる対策はしています。 

 

※ 地震の補償額について

被害に遭ったときの補償額については、解釈違いがないかも含めて再確認しておいた方がいいです。

→ 更新時に確認をしたところ、地震のときの上限補償額は火災の半分で、補償額は火災と地震の補償額を足したものでした。それぞれの補償額の確認はしておいたほうがよいです。

 

【補足】 

NHK朝イチで放送されていた災害に関する特集より~ 

マンションを購入されている方は自分のマンションが地震保険に入っているかの確認をしておいたほうがよいとの事です。

 

まとめ

 一刻を争う場合、自分に必要なものは何かを考え、普段から準備する必要があります。一刻を争う場合に、大きな重い荷物を持って逃げることは難しいと思います。 

そして大きな災害であればあるほど、何が大切かと言えば、オリジナルデータです。自宅のPCが壊れ、データが飛んでしまったら困るのは自分と家族です。  

自分や家族を守る情報はすぐに持ち出せるように日頃から準備する大切さを改めて感じました。