テクニカルライティングについて




毎日少しずつですが、ビデオで紹介されていたトランスワードの翻訳に関する書籍数冊を読んでいます。

そこでハッとしたことが載っていました。

例えば、英検1級を取ったとします。周りから「スゴイ!」と言われるので、本人は「私は英語ができるんだ」と勘違いをしてしまうそうです。

この「勘違い」ということに「英検1級合格なのに、どうして?」と思い、読み進めていくと、

翻訳者に必要なことは

  • 短い文章であること
  • 分かりやすい文であること
  • 辞書を引かなくてもいいこと

簡単に言えば、幼稚園児が読んでも分かるように文章を書くということです。全く知らない人にどのように伝えるか、どの言葉を選ぶかは母語でも容易ではありません。これほど、高い要求はないかもしれません

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また別の書籍でも、これは翻訳者に伝えることかなと思った事があります。翻訳者といえばプロです。しかし、書籍で注意されていたのは、基本構文の解釈でした。

「プロの仕事をしている翻訳者に、この構文の説明をするの?」というのが正直な感想でした。

構文の解釈に関しては、中国語の特許明細書の書籍にも書かれていました。(中国語特許明細書を読む、書く) 指摘されていたのは、英語で挙げられていた構文とほぼ同じでした。

英語でも中国語でもプロの翻訳者に対して、わざわざ丁寧に挙げて説明をしているのだから、基本ができていない人が多いということかもしれません。

先日、体重計を買い替え説明書を読みました。すぐに外国人が訳したものだと分かりました。

何を伝えたいのか分からない訳もあり、日本語がまちがっているものもありました。また文末が統一されていなくて、いくら外国人が訳したとはいえ、この訳を商品として使うのはいかがなものかと、チェックをしなかったのかなと別の目で見てしまいました。と、厳しく見てしまう私でしたが、そのレベルに達することも簡単ではないことも分かります。

文章や言葉で相手に伝えることは、たとえ母語であっても大変難しいと思います。その人のバックグラウンドで、同じ場面で同じ単語を使っても解釈は変わってきます。

それを不特定多数の人に、

  • 短い文章であること
  • 分かりやすい文であること
  • 辞書を引かなくてもいいこと

という訳文はレベルが非常に高く、日々の積み重ねがあってこそです。

トランスワードの書籍は英語翻訳者向けですが、中国語学習者にもヒントになることばかりです。言語は違っても求められていることは結局は同じだと思います。

自身の読解力、理解力、分析力、背景を読み取る力・・・等、日々の積み重ねが本当に大切です。




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